Sep 20, 2009

2009/09/20vs信濃@鳥屋野

Dscf0387

後期も優勝を逃し、集客が期待できた連休が消化試合となってしまったアルビBC。

引き分けを挟んで5連敗で臨んだ信濃戦、矢野・阿部の一発であげた3点を守りきり、久しぶりの勝利となった。

矢野はこの日猛打賞。
3安打はいずれも引っ張ってライト方向への強い当たり。3回、信濃先発・給前が0-2からストライクを取りにきた直球をとらえ、打った瞬間それと分かる見事な先制ソロをライトスタンドに叩き込んだ。開幕当初「引っ張って強い当たりが欲しい」と書いたけど、この日の一直線に伸びた打球はまさにそれ。完全に打者仕様になったといえる。それだけに「1年目から打者で勝負していたら....」と思わざるを得ないんだが。

試合を決める一打となったのが4回の阿部の2ラン本塁打だった。
今季はずっと不振で、特に全くタイミングのとり方を忘れてしまったように見える。吹っ切るためかこの頃はとにかく1球目を振ると決めて打席に入っているようで、初球はほとんど必ず打って出ている。先週のエコスタでもそうだったし、この日の1打席目もそう。

その阿部に対して給前=中村の信濃バッテリーは初球、あまりに簡単にストライクを取りに行き過ぎた。阿部が低目の球をすくい上げると、高く上がった打球は風に乗ってバックスクリーン左へ。信濃センター・坂田がフェンスによじ上って捕球を試みるが、打球はその少し先に落ちた。二死から内角低目の難しい球を左中間に二塁打、自分に繋げてくれた日下の粘りをも生かした、本当に久しぶりに見た阿部のいい仕事だった。

Img_0110給前はこの日も低目を意識した丁寧な投球だったが、序盤はエコスタよりも直球が多く、カウント球の直球を矢野・阿部にとらえられた。正直もう一工夫欲しかったんだが、同情の余地があったのが球審との相性。微妙な所をとってもらえず、中村は何度も悔しそうな態度を見せ、信濃ベンチ・スタンドからも不満のヤジが飛んでいた。

今久留主監督もイニングの合間、地面近くを手で払うような仕草で「ここがストライクかよ」といった感じでチクリと文句を言っていたが、ちょっと首を傾げたくなるような場面があったのは確か。審判の質の向上はまたも来季に持ち越しとなりそうだ。

アルビBC先発・スターツは相変わらず立ち上がりから不安定で、1回・3回・4回と四死球がらみでピンチを招いた。打ち取るにしても球数がかかるし、走者を出すとしつこいほどに牽制を入れるために打者に集中できず、また結局ボールが先行するという負のスパイラルで、結果無失点に抑えていてもとにかくリズムが悪く、打線へのいい流れが作れない。

打線の調子が低下した後期からの先発転向という面があるが、スターツ先発時にたいてい打線が沈黙するいうのもわからない話ではない。援護をもらってからの後半は低目にボールが集まり、手数をかけずに内野ゴロでサクサクと打者を打ち取っているのだから、「やればできる子」のはずだ。どんな投手でも立ち上がりは難しいが、もうちょっと慣れてくれれば。

Dscf03899回、連打から犠飛で完封を逃したスターツに代わり、中山が最後の打者1人を打ち取って試合を締めくくった。今季はなかなか調子が上がらなかった中山だが、シーズン最終盤に来てようやくエンジンがかかってきた感じだ。持ち前の強気の投球を展開するために必要な速球に力が戻っている。廣神・志藤・小田といった勝負強い群馬の左打者を考えると、中山がチャンピオンシップで奇跡を起こすためのキーマンではないかという気がする。

もっとも、奇跡を起こすのに一番必要なのは打線の奮起だろう。特にマークがキツく単打がやっとの青木と、この日はタイミングが全くとれず給前に翻弄されまくりだった清野にかかる責任は実に大きい。この主軸2人がとにかく堤を打たないことには話が始まらない。

 ◆ ◆ ◆

おまけ。

Dscf0409

グランセローズのスポンサーになった長野県さん提供のお土産。
手ぬぐいに読み応えのある観光案内が入っている。
さすがお役所は違うね。

さらに、

Dscf0405

信濃の選手が投げ込んだカラーボールをゲット。
ジャムの詰め合わせを頂いた。

「ワインが良かったのにー」とタダで頂けるモノに文句言ったのが約一名いましたがw

 ◆ ◆ ◆

矢野の先制ソロを撮りそこねたが、阿部の2ランはなんとか押さえた。
スターツは「Arigato, Thank You For Coming Out Today(来てくれてありがとう)」だそうです。

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・阿部康生2ラン

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・柳田博基

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・矢野新祐&百瀬晴人

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・ジャスティン・スターツ / Justin Staatz

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・試合終了

YouTube - 20090920 BCリーグ 新潟対信濃・インタビュー

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Sep 19, 2009

徳田おめでとう

【速報】カープ入団テストに3選手合格 育成枠で指名検討 - 中国新聞

なんと徳田がカープに来ることになった。
みなさんすいませんねえ。

野原vs徳田なんて見ちゃったら涙出るかもしらんわ。

 ◆ ◆ ◆

カープは今日もなんとか競り勝ち。
正直「5番マクレーン・6番嶋」でフィリップス・末永を外すというブラウンの順繰りスタメンで「今日はあかんわ」と思った。案の定1回の表、2点を先制してさらに無死二・三塁で2人が凡退。さらに石原は金本に対して相変わらずの接待リード。勝てる要素などまるっきりなかったんだが、前田健太がソロ3発を浴びながらよく7回まで我慢してくれた。こうなれば怖いクリーンアップはシュルツに任せ、最後は永川が桜井・桧山・葛城を返り討ち。なんとか凌ぎきった。

14安打も放ちながらたったの4点。「5番フィリップス・6番末永」なら楽勝だったのではないかと思える展開だが、まあ勝ちは勝ち。ヤクルトもリードされているし、史上最低のCS争いだがいよいよ面白くなってきた。これでルイス無双が来れば「単独3位、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」だな。

 ◆ ◆ ◆

一方アルビBCは引き分けを挟んでの5連敗であっけなく終戦。
去年と代わり映えしないシーズン終盤となった。

2シーズン目も結果が出ず「フリースインガーが一発長打を狙うイケイケ打線」の限界が見えたような気がする。来シーズンも芦沢監督が続投することに全く異論はないが、香川では成功したこの路線、貫いて極めようとするのか、方針転換があるのか、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sep 18, 2009

今井おめでとう

広島今井初勝利!逆転CSへ虎と1・5差 - 野球ニュース : nikkansports.com

好投しながらリリーフにフイにされることがあり、この日も後を継いだ青木勇が関本に2ランを被弾し1点差。ルーキーイヤーのペローン並みの運のなさがこの日も炸裂するかと思われた。しかし横山・シュルツがきっちりと仕事をし、問題の永川までもがまさかの三者三振。ようやく今井にウイニングボールをプレゼントすることができた。

荒削りだった高校時代からはだいぶおとなしくなったが、しっかりと腕を振り、迷いなくケレン味なく投げ込んでくるのが見ていてすがすがしい。齊藤・前田健・小松などチーム内の同世代のライバルが多く、彼らとしのぎを削っていけばまだまだ伸びる。

ヒーローインタビューで「安心してみていられた?」の問いに「........はい」と、「おまえ安心してなかっただろww」感ありありに正直に答えていたのには笑った。まあ、永川見てたら安心できないのは分かるが、もうちょっと隠せw

阪神との直接対決、しかも能見相手での勝ち星はチームとしても大きく、これでCS争いにもう少し食らいつけそうだ。福原と下柳を抹消中の阪神は先発が谷間となるらしく、上園・小嶋・ジェンあたりが出てくるらしい。一方のカープは前田健とルイスで勝負でき、ひょっとする可能性も出てきた。もっとも、こういうパターンであっさりヒネられるのもまたカープなんだけど....

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sep 17, 2009

物欲が

Img_0099

ビックカメラで見た瞬間、一目惚れ。
値段が値段なのでなんとか思いとどまったが、かなり危なかった。

カメラの世界はお金がいくらあっても足りない....それは分かってるんだけどなあ。後継機種(改良版)がすぐに出るのではないかという噂のおかげでかろうじて思いとどまっている状態だが、いつ決壊するかわからない。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sep 14, 2009

2009/09/13 vs 信濃 @ エコスタ

Dscf0337

群馬とのゲーム差が1.5に開き、後期優勝のためにはもう落とせなくなった。今季全勝だったエコスタ最終戦は「負けなくてよかった」とも「勝てなかった」とも言える延長11回引き分け。

信濃は先発に給前を持ってきた。一方の新潟も隼人がスタメンから外れ、久しぶりのサードに阿部、ファーストに矢野という新しい布陣。

給前といえば根鈴さんとの名勝負でもおなじみ、真っ向速球勝負を挑む気持ちのいい投手だった。しかし、故障に泣かされたからなのか、モデルチェンジの道を選択したようだ。この日はスピードガンで140kn/hに達する球がないものの、力みのない滑らかな動き。リリースの瞬間にだけ効率よくボールに力を込める投球フォームに変わり、直球・変化球とも丁寧に低めに集められていた。

豪快な感じこそ消えたが勝負所で来る直球のキレはさすがで、変化球をうまく混ぜる中村捕手のリードも冴えていた。例によって早いカウントから積極的に振ってくる新潟の各打者は見事にはぐらかされ、自分のタイミングで打たせてもらえない。引っかけての内野ゴロ・詰まらされてのポップフライを量産、5回まで1死球のみのノーヒットに抑えられた。

Dscf0353対する新潟の先発はスターツ。いつものようにボール先行、いきなり四球を与える立ち上がりで、どうもリズムが悪い。バックの好守備もあり何とか踏ん張っていたが、4回に竜太郎の二塁打で、5回には込山のたたきつけてのライト前タイムリーで先に2点を失った。

味方の援護がない中がんばっていたスターツは7回、四球に三塁線の絶妙のセーフティーバントなどで一死満塁のピンチを招いた。さらに左の今村・竜太郎という打順を見て芦沢監督が動き、中山を投入。エコスタ初登場の中山は期待に応えて強気の投球で代打・渡辺と竜太郎を打ち取ってピンチを切り抜けると、この後も見事な投球で信濃打線を完璧に封じて見せた。

左打者には外角直球でカウントを稼いで変化球を振らせると、右打者には内角を突いて詰まらせる自在の投球で、結局4回2/3で被安打1(竜太郎のどん詰まり内野安打)・奪三振5・無四球。直球・変化球ともコーナーにピシッと決まり、代わりばなの渡辺に対しての気合の直球は138km/hを計時するなど、久しぶりに「中山ここにあり」というところを見せてくれた。引き分けに持ち込んだ最大の功労者で、このデキならば来週の連戦のどこかで先発で使ってみたい気がする。

しかしながら、打線が中山の奮投になかなか応えられない。それどころか、6回は下位打線が3球で3アウト。7回は頓所こそ3球目だったが稲葉・青木は初球打ちで3人とも同じようなショートゴロ。胸突き八丁でたった8球しか投げさせないという淡白さで、続く8回も清野・百瀬が打ち取られ2アウト。いよいよノーヒットノーランがちらついてきた。

Dscf0352もっとも、ちらついたのは給前も一緒だった。阿部に直球がうわずっての四球を与えると、日下が外角の直球を逆らわずに流し打ち。低いライナーで一・二塁間を真っ二つに破るライト前ヒットで、ようやくノーヒットノーランを阻止した。

内野陣がマウンドに集まり時間を作るが、給前に気落ちするなという方が無理な話。木ノ内が内角高目の直球に詰まりながらも二塁後方にポトリと落とすテキサスヒットを放ち、阿部が二塁から生還。1点差に迫るとようやく盛り上がる機会を得たスタンドの声援もあって、押せ押せムードに。

最終回もマウンドに登った給前に対し、一死から稲葉と青木が連打して一・二塁。続く清野が外角の変化球をバットを投げ出すようしてバットの先っぽに辛うじて当てると、フラフラと上がった打球はスタンドの応援に後押しされたかのようにセンター・坂田の前にポトリと落ちた。稲葉がヘッドスライディングで本塁に還り、まさに執念の一打で同点に追いついた。


Dscf0359生還した稲葉はヘッドスライディングそのままの姿勢で地面を叩いて喜びを表し、ベンチも稲葉を総出で出迎ると、一塁ベース上の清野に歓声を送った。チーム全体でもぎ取った同点劇、最高のムードの中で「これはもう押し切ってサヨナラ勝ちしかないでしょ」と思った。しかし、腹をくくって心中を選択したベンチに応えて強気の投球を崩さなかった給前に対し、百瀬と阿部が凡退。絶好機を逃すと延長戦も信濃の継投の前にかわされ、結局勝ち切れず引き分けに終わってしまった。


Dscf0350給前は確かに丁寧に投げていたが、手も足も出ないというデキではなかったように見えた。しかし新潟打線といえば上位から下位までフリースインガー。カサにかかったときの強さと表裏一体の脆さ・淡白さ・得点下手がここにきて顔をのぞかせてきた。思えば昨年も似たようなもたつきで優勝を逃したわけで、その二の舞となるのか、踏ん張ることが出来るのか、いよいよ一年の成果が本当の意味で試される時が来たようだ。

◇ ◇ ◇

今日(14日)の直接対決に敗れ、マジックこそ点灯してないがいよいよ厳しくなってきた。逆転優勝のためには17日の振替試合と19日の直接対決を連勝し、その上で富山にがんばってもらうしかなさそうだ。

Img_0106

というわけで、何かが起きそうな21日の駐車場を確保。

◇ ◇ ◇

YouTubeは8回と9回をまとめてみた。

YouTube - 20090913 BCリーグ 新潟対信濃・写真展

YouTube - 20090913 BCリーグ 新潟対信濃・8回ウラ

YouTube - 20090913 BCリーグ 新潟対信濃・9回ウラ


| | Comments (5) | TrackBack (0)

Sep 13, 2009

野原おめでとう

YouTube - 09/09/12 阪神タイガース野原祐プロ初安打

後ろが小さい打撃フォームに変えたけど、スイングスピードの鋭さは相変わらず。真ん中だったとはいえ、山口の152km/hのストレートを引っ張り切ったんだからすばらしい。広島戦以外でがんばれ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sep 12, 2009

どっちも中止

今日はカープもアルビBCも中止。

昨日のカープは齊藤の自滅だった。送りバントを失敗し、相手の送りバントの処理で悪送球ではどうしようもない。実は安打数は10安打で同じなのだが、栗原1人がやっと20本塁打を超えているだけのカープと、すでに4人が20本塁打以上でトップの坂本も17本塁打の巨人では火力が違い過ぎた。

デーゲームでヤクルトが中日に負け、現在阪神も横浜にリードを許している。カープにとっては漁父の利。このままなら

3 ヤクルト
4 阪神 0.5
5 広島 0.5

ということで、ますますわからなくなってくる。

一方のアルビBCは伊藤を立てての必勝態勢だったが、群馬・堤との投手戦に粘り負け。痛い星を落としたが、決着は来週だろう。過密日程の新潟もキツいが、石川・富山と4試合を残している群馬も結構キツいはず(今の時点では群馬2-0石川だけど)。

 ◇ ◆ ◇

雨傘番組ではないが、最近買った本を並べておくか。

Amazon - 野球小僧 2009年 10月号 [雑誌]

この時期はドラフト特集号なので買ってみた。ただ、最近はこの本自体が権威になってしまったり、ライターさんの思い入れが入りすぎたりして、昔の良さがなくなったような気がする。

高校生で県央工・古村と中越・渡邉の名前が挙がっていたが、後は華麗にスルー。BCリーグ関係では石川・山下、群馬・廣神、そして富山・下島がリストアップされていた。懐かしいところでは末次も。


Amazon - SUZUKI SX4のすべて (ニューモデル速報 (第375弾))

「って車買ったやん」とか言わないで頂きたい。オーナーだからこそ知っておきたいこともあるし、グッズも持っておきたいってことあるでしょ。単なる写真集だと思っていたんだけど、意外にも読み応えがあるので驚いた。


Amazon - 幕末史

これはしばらく前に買ってあって、ようやく読み終えた。
語り口調で大変読みやすい。特定の人物に偏る事なく、多くの登場人物の活躍を空から俯瞰しているような気にさせられ、「幕末史」というタイトルに偽りなし、という感じ。

 ◇ ◆ ◇

YouTubeから。

YouTube - 09/09/11 阪神タイガース野原祐プロ初打席

敵としてはこれだけ憎らしいヤツもいなかったが、今となっては子を見る親の心境。
がんばれ野原。


YouTube - 09年09月10日広島東洋カープ 9回攻撃

末永奇跡の逆転3ラン、いや何度見ても気持ちがいい。
そして話題になったのが泣きながらバンザイするおじさん....よかったね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sep 10, 2009

まさかのCSが見えてきた

もうとっくに終戦を迎えていたはずのカープ。
ところが、ヤクルトがブルペン崩壊を引き金に信じられないような転落。8月4日時点で最大13あったゲーム差があれよあれよという間に縮まり、まさかのクライマックスシリーズ出場の可能性が見えてきた。

そして、4.5ゲーム差で迎えた今日までの直接対決3連戦はどれもいい勝ち方で見事スイープ。ついに1.5ゲーム差、完全に射程圏内にとらえた。

初戦は前田健太が立ち上がりから苦しい内容ながら、持ち前の粘りを思い出し、イニングを最少失点でしのいだのが大きかった。シーズン中盤、一つのきっかけで緊張の糸が切れたように大量失点を喫していたが、ここに来てようやく立て直してきた。

ヤクルトとすれば先発・館山の完投で逃げ切りたかったんだろうが、石井啄の執念の同点タイムリーで館山を引きずりろすと、最後は松岡から石原がどんぴしゃの当たりの3ランで勝ち越し。投打ともに粘り強く戦った結果の勝利だった。

2戦目は久々のルイス無双。4安打無四球完封・打っても先制ソロと文句のつけようがない。打線も石川を東出・天谷の左打者が先陣を切って攻略し、最後はルーキー・赤川にプロの洗礼を浴びせる余裕まで見せての完勝だった。シンカーやスクリューを決め球にする左投手にはむしろ左打者のほうがいいという説があるらしいが、なるほど本当かもしれない。

3戦目の今日、ヤクルト先発は高木。「って誰?」というような投手に軽くひねられるのがカープクオリティなので嫌な予感がしたが、予想通り7回まで無得点。大竹が粘りながらも6回に2点を失い、今日こそは負けを覚悟した。

しかし、ヤクルトが7回まで86球だった高木を降ろしたことで流れが来た。8回こそ先頭の緒方の四球を生かせなかったが、9回、またも松岡から末永がまさに値千金・起死回生の逆転3ラン。「たられば」だけど、高木がそのまま投げていたら本当に分からなかった。

久々に投打がかみ合い強い勝ち方が出来たが、問題はこの後。絶好調の巨人と裏ローテで当たらねばならない。初戦の齋藤はいいとして、土日は今井と小松で巨人打線に対処しなければならず、ちょっと苦しい。マエケンの中4日なんてないかなあ....せっかくの3連勝がフイにならないようなゲームを期待したい。

ブルペンはシュルツが夏休みから戻り、永川もあぶなっかしいが失敗なくセーブを重ねている。フォークのキレの鈍さは相変わらずだが、ここに来てストレートがそこそこ走っているのがいいのだろう。あとひと踏ん張り、なんとか耐えて欲しい。

打つ方では8月に爆発したフィリップスが9月に入って調子を落とし気味だが、東出・小窪の新1・2番が当たり、下位を打つ廣瀬・天谷・末永がコンスタントに結果を出しているのが心強い。栗原もじわじわと調子を上げてきて、爆発力こそないがけっこう粘り強い打線になっている。3週間ホームランの出ていないマクレーンが時々でいいので噴火してくれれば、最後までなんとか戦えそう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sep 09, 2009

来るかNPB

時事ドットコム:新潟県、プロ野球球団誘致目指す=球場使用料を格安に

話は何年も前からあるが、どうなりますか。

確かに近年、ソフトバンク・日本ハム・楽天など、地方への本拠地移転の「成功例」がある。またサッカーのアルビレックス新潟を見れば、こういう話が出てくるのは分からんでもない。

確かにNPB球団が地元にあるのは魅力ではあるが、とても採算が取れると思えない。福岡や札幌、仙台と比べて人口のパイが圧倒的に少なすぎ。2ちゃんねるの芸スポ板で広島・仙台との比較を書いてくれた人がいたが、都市圏の比較では広島・仙台は200万人を超えているが、新潟は135万人と小さすぎ、とても維持できるとは思えない。

広島-阪神、横浜-中日は確かに人を集めたが、新球場効果と10数年振りのNPB公式戦という要素があってのこと。また、成功を収めたサッカーはむしろライバル。客の取り合いで共倒れになる恐れの方が大きい。

候補として名前が挙がっているのがヤクルト・ロッテ・オリックスあたり。当該チームのファンの方には申し訳ないが、地元だからといって毎試合見たくなるチームかといわれるとこれも微妙。自分のカープファンは変わりそうにない。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sep 05, 2009

一挙放出

最近ちょいちょいラーメンのネタを書いているが、紹介のタイミングを逸してしまいお蔵入りになっているお店が実は結構あったりする。今回はそのへんをまとめて放出すると同時に、今週食べた所をあわせて一挙公開。

Photo

長岡・川崎インター近くの「濱之家」。
醤油とんこつにストレート麺の典型的な「家系」ラーメン。ツボはおさえてあって悪くないが、家系はおしなべて麺が固めに感じるのは自分だけだろうか。またトッピングのチンゲンサイ(?)はちょっと変化球、合ってないような気がした。


Photo_2

三機スタに通じる嵐南バイパスにある「天狗屋」。
こちらは典型的な燕三条背脂系....なんだが、だとすれば魚介のダシが足りない。背脂を入れた醤油ラーメンだった。まあまあだけど、背脂を食べたいときにあえて選ぶかと言えば微妙かも。


Photo_4

新発田の「ささ宮」。確か塩チャーシューだったと思う。
建物こそ新しいがもともとは地元の食堂らしく、メニューも一通りのものが揃っていた。塩を選択したのが良かったのかどうかは分からないけど、昔ながらのラーメン屋らしい安心できる味。ただ、チャーシューはごく普通のもの、また個人的に「チャーシュー花盛り」はあまり好きではない(味に関係はないけど)。


で、ここから今週食べた分。
といってもどちらも有名店なのでご存知のほうが多いか。

Photo_5

巻の「古潭」の野菜塩ラーメン。
「古潭と言えば味噌」なんだけど、自分は味噌があんまりなのでこれまで行ったことがなかった。ところが「実は塩がイケるらしい」と噂に聞き、今更ながらこの超有名店に足を運んでみたというわけだ。

結論から言うと....これは確かにウマい。
写真の見た目通りの上品な味。塩の角が立つようなこともなく、さっぱりしているんだけどもベースのスープと野菜(といってももやしと白菜だけ)に絡められたごま油がちょうどいいコクを出している。化学調味料の嫌な感じがないので、スープをしっかりと飲んでものどや舌が乾いて水が欲しくなる、ということがない。こんなのはいつ以来だろうか。

麺はとりたてて特徴はないけれど、トッピングの野菜は炒めるのではなく湯通しなのでシャキシャキがしっかりと残っていい感じ。味噌も塩もウマいとということは、これはもうベースのスープがよほどいいんだろう。心のベスト1である「大昌」は超えないけど、今年食べた中で言えば佐野の「太七」と甲乙つけがたい一位タイというところ。どっちを選ぶか悩むところだ(悩んだところで「太七」には簡単に行けるわけではないが)。


Photo_6

ちょっとラーメンから離れてみた。
ネットで「死ぬ前に一度は食っておくべき」と言われている、これまた巻の「ますや」の「肉チャーハン」である。

「肉」とはいうが正しくは「キャベツ炒めチャーハン」といったほうが良さそう。キャベツと豚肉の炒め物に醤油あんを絡めたものがチャーハンにどーんと乗っかっている。正直なところ「死ぬ前に一度は」というほどの絶品感はないけど、「600円でウマいものを腹一杯食いたい」という時には文句なしにおすすめできる。

本来なら油を吸って結構重い食べ物であるチャーハンが意外なほどあっさりしていたのは面白かった。卵の使い方がうまいんだろうと思ったりしたが、どうなんだろうか。トッピングの醤油あんも見た目のインパクトとは違って薄味で、チャーハンの存在を消すことがない。キャベツのシャキシャキとチャーハンがよく合い、見た目のワイルドさとは裏腹に完成度の高い一品だった。口コミで人気が出るのも納得。


 ◇ ◇ ◇

どこも有名店なのでググればすぐに場所は分かると思うが、マップにまとめてみた。今回紹介した場所だけでなく、今年行った店(黒丸入り)と、これから行ってみたい店(黒丸なし)をピンしてある。


より大きな地図で ラーメンマップ を表示


しかし、これだけ食べても「大昌」を超える店がないとは....
復活してくれないかなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«80's Rewind Festival